コトのはじまり - 出産祝いはパスポート

コトのはじまり

2012年3月末日、エンターテイメント産業に務めていた旦那の職場は震災のあおりをモロに受け消滅、平穏な毎日は結婚3年目にして消え去った。"とりあえず仕事終わったらグアムでも行く?"今思えばこれの返事がコトの始まりだったのだ。
『ワリぃ、俺今年1年働かねぇ。でさ、ちょっとフィリピンの語学学校行ってみたいんだけど』
日本の夏が終わった9月末頃から行ってみようと考えてるらしい。寒い冬を南国で乗り切ろうって魂胆だな。よし、もちろんその話乗ったぁ!こうしてあっさりと家族総出で渡比決定。期間はとりあえず半年、美しい海とたくさんの緑に囲まれた場所で子供達とのんびり暮らせるなんて最高。寒い日本の冬なんかうんざりだ!

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話は遡って時はあの東日本大震災。3.11.のあの日からカバーのかかった砂場の横で育った食べ物を避けるようになった。毎週のようにサーフィンで訪れていた地元の海でさえめっきりご無沙汰。『母さんのごはんは体にいいからたくさん食べてね』心から言えないようなご飯を食べさせる気にはとてもなれなかった。判らないものを避けるのは決して間違いでは無い。そうはいっても子供達は砂で公園で遊ぶ、芝生で転がる、どろんこ遊びをするのだ。水たまりが気持ち悪くて入れないなんて日常は、疲れないと言えば嘘になる。ほんとはこんな毎日から離れたいし休みたかった。


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さてところで何故語学留学でフィリピンなのか。実のところフィリピン世界で3番目に英語を話す人が多く、近年では企業の新人研修や社会人の再勉強の場所として、お隣韓国、中国は教育熱の高さゆえ金銭的なお手軽さも相まってフィリピン親子留学が大ブーム。気がつけば欧米系コールセンターに電話すれば繋がるのはフィリピン、爆発的に増え続けているオンライン英会話の教師もフィリピン人。とまあ今ではすっかり英語と言えばのフィリピンと世界中から熱い視線を独り占めしている状態なのである。…とはいえうちは英語教育に力を注いでいる訳でもないんだけど。

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そうしてフィリピンに向けて準備の日々が始まった。おぼつかない英語で右往左往、まずはなんでもひとつずつ。しかしネットで調べる限りフィリピンは治安面に不安が残る。マニラの空港にいたってはアジアワーストワン空港らしい。セブ島では銃を持ったガードマンがいるような家に住まなければ(旦那が語学学校の寮に入ってしまうことを考えると)子供と私だけで住む事は難しいとのことだった。だけどいつもそうだけど、ネットってちょっと大げさ。外出たら殺られるヨハネスレベルなのか物乞いやぼったくりが多いレベルなのか全然わかんないよ!
出発目前8月末、そろそろフライトチケットをとり出発するだけだったその矢先…ワタクシ商品の下敷きになるアクシデントで恥骨骨折全治3ヶ月。 あれ、まさかのお留守番…?そんなある日怪我をして歩く事もままならない私に旦那がとあるフィリピンの片田舎の町を見つけて来た。
その町はフィリピン随一の治安の良さを誇るとても小さな町で、10万人ほどの人口のうち3.5万人が学校関係者。女性の夜一人歩きも出来るくらいの治安の良さを誇っており、整備された美しい町並み、海と山に囲まれた美しい自然、近くにはアジアtop10ダイビングスポットに選ばれた場所もあるそうだ。物価はセブの3分の1、マニラの5分の1。 外国人による長期滞在、世界のリタイア組が選ぶ『フィリピン住みたい町TOP5』にこんな辺ぴな町が選ばれたらしい。日本人には殆ど知られていないその町の名はDumaguete(ドゥマゲティ)
そのうえこちらアジア有数の学園都市の為、個人家庭教師を頼んでも時給200円程度で雇えるらしく、インターナショナル幼稚園でも月々4000円程度からあるらしい。うーむ現地の学校行かせたてみたいっ
い、く!絶対ここにする。 だけどいくら探しても旦那の語学学校が見つからず…現地の人にアポを取り、フィリピン人とコンタクトをとり、大学に問い合わせるけど本当にだーれも知らない,見つからない。 1週間くらいたって旦那が突然。 "そんな気に入ったんならeshoと子供だけで行けば? おれ別の町で勉強してくるし"
おーーーーーーーーー!っと、全然頭になかった。 そうだ、そうなれば自分嫌でも英語使わなきゃいけないし 嫌でも覚える。まさにスパルタ。ダラダラやったところでどうせ覚えないとはいえ語学学校のスパルタクラスよりスパルタ、でもこれ一回覚えある。言葉全然通じないのに辞書も持たずにメキシコ行って気付けば1年、スペイン語でスペイン語勉強したあの日々。あのときもそうだった、言葉は分からないけど楽しすぎて帰れなくなった。
…やろう。絶対楽しいに違いない。銃もってセキュリティしてもらわなきゃいけない旅なんて自分たちの旅のスタイルに合わないと思ってた。治安のいい場所なら一人でも多分出来る。それに世界どこも外国人長期滞在者が多い町は居心地がいいと決まってる。
ということで母さん決めた。フィリピン出発まであと2ヶ月。出来るとこまでやってみます!
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