【テロリスト情報】フィリピンとマレーシアのイスラム教と危険地区 - 出産祝いはパスポート

【テロリスト情報】フィリピンとマレーシアのイスラム教と危険地区


最近ダーイシュ(=ISIS,ISIL)の事件をうけてマレーシアやフィリピンはほんとに大丈夫なの?
という話があるというのを聞いたので自分で実際に旅をしてみてわかったイスラム教についての知識と情報をここに書こうと思います

●イスラム教の基本情報
世界にいるイスラム教の信者は16億人、キリスト教についで二番目に信仰者が多く
2030年には4人に1人がイスラム教徒になるであろうと言われる一大宗教。
また東南アジアでは最大の勢力を誇る宗教でありインドネシアでは国民の9割、マレーシアでは5割、フィリピンは5%がイスラム教徒(9割がキリスト教)

イスラム教を信仰する人達はムスリムと呼ばれ
イスラム教はクルアン(コーラン)と呼ばれる聖典を中心にアッラーを絶対神とし
偶像崇拝を徹底的に排除、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじるところに特色がある宗教だそう。
予言者(神様の言葉を伝えた人)ムハンマドという方はあくまで神様では無いらしい「ラー イラーハ イッラッラーフ ムハンマド ラスールッラー」(アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使者である」

●イスラム教徒の食事
イスラム教徒は“ハラルフード”というイスラム教のルールで許可されたものだけを食べる事が出来ます。
豚肉とアルコールが不可(豚エキスがはいったものや、豚を調理したまな板、鍋もダメ/アルコールを火で飛ばした料理も不可)
鶏肉や牛肉など動物の肉でもイスラム教のルールに従って屠殺された肉のみを食べる事が出来る
野菜や果物海で取れるものはハラルフード
私はハラル食品について全然知らなかったんですがフィリピンのスーパーにいった時食品にハラルマークがついていたのでその時はじめて気がつきました。

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※世界のハラルマーク

●断食月ラマダーン
ヒジュラ歴の第9月の日の出から日没までのあいだ断食(サウム)として飲食を断つ事が行われる
この期間一切の食事をとらない訳ではなく、日没から日の出までの間に一日分の食事をとるそうです(wikipedia)
マレーシアでもこの時期の情報が出てましたが日没から営業するレストランなどが増え、旅人からすれば微妙に食事が難しくなるそうです


●タバコとアルコール
イスラム教で禁止されています。よってマレーシア国内では非常に高い税率がかけられておりレストランでもなかなかアルコールに出会う事は難しい(自分で持っていくのはOK)…はずなのにマレーシア国内はイスラミックレストランであろうが道ばただろうがものすごく喫煙者が多い。
でもなぜそんな高いシロモノを地元の人が吸う事が出来るのか?という疑問ですが
国内の免税地区とインドネシアからの輸入品が入ってきているようです
実際コンビニだとタバコ一箱600円位してしまいますが
地元の店舗だとビールも3本で10RM(およそ330円)、タバコもカウンターの下からこっそりと輸入品が2RM(およそ66円)で出て来ます。※お店によっては買わせてくれない店もあった
よってこの税率で購入するのは実際のとこ外国人だけだと思われ一体なんのための税率なのか微妙に疑問です


●礼拝
一日5回決まった時間にメッカのカアバ神殿の方を向いて祈ります
ムスリムの多いマレーシアではプレイヤーズルームと言っていつでも礼拝が出来るようにと空港にも部屋がありました。余談ですがたびたびインドネシアに出張でいく友人は朝四時の爆音コーランで目が覚めるとインドネシアにいるんだと実感するらしいです。

●服装
イスラム教の聖典クルアンによれば女性は顔と手以外を隠し、近親者以外には目立たないようにしなけらばならないことから保守的なイスラム社会では女性は頭をふくめた体を隠す服装をすることが多い。そうです
実際信仰度合いによるものなのかなんなのかわかりませんがこんなかんじです

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ちなみにマレーシアで一番沢山見たのはへジャブ(ヒジャブ)タイプの方です
人によってはリゾート地に来たらヒジャブ脱いでサングラス掛けてる子もいたりしましたが
殆どのムスリム女性は海に入るときもヒジャブ被って、長袖、長ズボンのままでした。
海からあがってシャワー浴びるときもまんま。そこまで隠されると見たくなりますね。エへ。
全身を覆う真っ黒ブルカタイプの女性は一ヶ月いて3人くらいみました

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※画像はKKで見つけたヒジャブブランド Atiya Hijyab ストールはお土産にいいと思う

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※ヒジャビスタなみなさん

さて、つらつらと付け焼き刃でイスラム教の本を1冊読んだくらいの知識でここまで書きましたので
微妙に勘違いしてるかもしれませんが間違ってたら遠慮なく教えて下さい。すぐ直します。
さて本題のフィリピンやマレーシアの過激派についてどうなってるのかですよね。
知ってる範囲でざくっと書いてしまうと。います過激派。

これはフィリピンにいたとき話に登ったんですが
フィリピン南部ミンダナオ島、こちらの南西部あたりにはイスラム自治区があり
このあたりはスールー諸島を本拠地とするイスラム過激派のアブサヤフ一派の活動拠点でもあるそうです
私が話した人はミンダナオの州都ダバオの郊外に住んでいたんですが
地元の人でもダバオから郊外へのバスは強盗が出るから怖いらしい。

実際自治区とはいっても全員が過激な訳ではないそうですが、このあたりは最貧地区でもあり情勢が不安定なのは間違いなさそうです。そして2013年実際にダバオでも連続爆破テロが起きています
※アブサヤフ一派は今有名なダーイシュではなくアルカイダ系のテログループ



それから私達マレーシアのボルネオ島も旅して来たんですが
そのフィリピン側のサバ州東側沿岸に関して言えば外務省からサバ州東側の島嶼部及び周辺海域は
「渡航の是非を検討してください』となっています
実際私たちが行った所もちょこっとだけ黄色になってる部分も含まれてるんですが
そこは正直ただのド田舎で欧米系バックパッカーもそこそこいました。治安は悪くなかったと思います
(ただ田舎過ぎて隣の家まで20分歩くし夜は暗いので犬に注意とかそんなかんじ)

ただしマレーシアのダイビングスポットで一番有名なシパダン、マブール島を包括しているセントポルナ、ラハダトゥ当たりに関しては近年観光客を狙った誘拐事件が実際に頻発しているそうです
以下外務省HPより引用します
2013年2月12日,東マレーシア(ボルネオ島)のサバ州南東部ラハ・ダトゥ地区において,「スールー王国軍(Royal Sulu Sultanate Army)」と称する数百人規模の武装勢力によるフィリピン側からの侵入事案が発生しました。3月1日には,同武装勢力が,周囲を包囲するマレーシア治安当局に対して発砲して,武力衝突が発生し,マレーシア警察官複数が死亡しました。これに対し,3月5日,治安当局はマレーシア国軍と共同で右武装勢力の掃討作戦を開始し,空爆を含めた制圧行動を行っています。
また,センポルナ郊外においても,3月2日,同武装勢力と思われる外国人侵入者とマレーシア警察との間で銃撃戦があり,警察官6名及び外国人侵入者6名が死亡しました。
※2014年にもありました

ーこれはイスラム過激派と言うよりスールー王国軍と名乗る集団ですが、実際にこのあたり、フィリピンとマレーシアの間にあるスールー海周辺の町は旅するのに適して無いとおもいます
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こう言った情報をかくと、ほらやっぱり危ないフィリピン/マレーシア行くのやめよう。
となるかもしれませんが個人的に『イスラム過激派が怖いのでフィリピンマレーシアに行かない』
という選択と言うのは『サメに噛まれるから海に入らない』くらいのおおざっぱな理由かなと感じてしまいます
というのもサメに襲われた事件の起こった海域を調べれば殆どの事件が
最初からサメの生息地であったりするように危険な場所と言うのは基本的にほとんどが最初から危ないと言われているような場所であり行動であるという印象です

実際国民の5割がイスラム教徒のマレーシアを旅した限り、
正直なところそういった意味の治安の悪さはあまり感じませんでした
人が夜もそこそこ出てるので普通に喉かわいたー!とコンビニも行けてしまうし基本みんな親切。
世界を旅した上で考えても、治安のいいほうだと感じました(KLはごめんなさい知らない)
むしろムスリムの方は敬虔で真面目な方が多い印象です

治安の良さが当たり前の日本人の私達にとって情報不足というのは時には命に関わります
ここまで読んで何を感じるかはゆだねますがこう言った情報というのは正しく怖がる為の知識。
楽しい旅行を続ける為にも安全には十分に注意して最新の情報収集は怠らず旅を続けて行ければと思いました。

最後に外務省の注意喚起を実際に色々あるいてみて自分なりに解釈を添えてみたいと思います
●十分注意してください=カメラやスマホはしまって歩くレベル
●渡航の是非を検討してください=近寄らない方が無難だけど運が悪くなければ何事も無いレベル
●渡航の延期をお勧めします=可能な限り近寄りたくはないレベル
●退避を勧告します。渡航は延期して下さい=遺書/遺言を用意して出掛けるレベル
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